最近のストリーミング上位に食い込んでいるのは、CDオリコンランキング常連だった人々ではなく、SNSから広がっていったアーティスト達です。
そんなアーティストたちの音楽を紹介。
ボカロPや歌い手である程度有名だった人達
優里
歌い手として活動していた経験を持つ優里さん。
もちろん自身の楽曲も歌ってらっしゃるのですが、カバーもたくさんうたわれています。
優里さんはボカロP出身ではなく、歌い手出身ということですね。
MY FIRST STORYのHIROさんが優里さんの歌を拡散したおかげでさらに広まったそうですね。
イケメンがイケメンを紹介するってすごいですね(笑)
YOASOBI
YOASOBIはボカロPと歌い手のコンビで、恐らくいま最も売れている若者アーティストと言っても過言ではないかと。
小説と音楽がマッチするアーティストでこれまでになかった!と新鮮に受け入れられているようですね。
物語×音楽ってニコニコ文化ではHoneyWorksとかが有名ですね。
HoneyWorksは恋の歌が多く女子高生向けという感じですが、YOASOBIは10,20代の男女対象という感じで、受けが良い音楽です。
ヒットチャートに何曲も載っていて、今の覇権はYOASOBIKAと思うほど。
ほんの一年前は、白日とpretenderが再生回数を競っていたのに一年で随分と感じが変わったなーと思います。
YOASOBIはボカロ感がかなり強く、でもそれでいて万人受けしそうな曲が多いです。
歌担当の幾多りらさん(いくらさん)の声も透き通っていて、生歌もうまくこれは売れるわけが分かるわ!という感じです。
歌よし、音楽性よし、なんです。
私のYOASOBIでのお気に入りは、夜にかけるじゃなく、「たぶん」って曲です。
すごいノスタルジックな曲なんですけど、一人でたぶん聞きながらベランダから外を眺める時間がとっても癒しになります。是非聞いてみてください。
Ado
Adoさんは高校生らしいです。(2021/01/30時点)
高校生で、下記のような歌詞が書けるんだなーすげえ!と思いました。
酒が空いたグラスあればすぐにつぎなさい
皆がつまみ易いようにに串外しなさい
うっせぇわ Ado
お酒も飲めない高校生が、お酒次ぐシーンとか想像できるのかなと思ったのですが、ドラマとかで見てたんですかね。
なんか情景がすぐに想像できて、感情移入してしまう歌詞です。
そして、それをスパッと「くそだからそれ、もう古いよ(笑)」と代弁してくれることによって聞くだけでスッキリ!する曲なんです。
小中高生を中心にはやっているそうですが、新入社員から5年目くらいの社会人の方が聴いても、ノリノリになれる気がしますね。
ただ、歌詞がかなりおらついているのも事実で、
「うっせぇわだけは受け付けないわ。中二病感を感じるし、痛い」
という声もあります。
まあ人によっては痛いと思う人もいるのかなという感じですが、ボカロってもともとそういう大人はくそだ見たいな曲も多いので、そういうものだと分かってくださいー。。。と私は思います。
したのルートスフィアも遠回しに大人はだめ、自分で人生決めろって歌です。おすすめ!!!
ヒットチャートに乗るのはTik Tocで使われてる曲ばかり
最近のヒットチャートはTik Tokで使われている曲ばかりですよね。
私はApple Musicを契約しているのですが、Tic Tokが中高生にはやりだしてから、中高生が聴いてる曲=ヒットチャートに乗るという構図になってきました。
逆に試行してみると、中高生にはやる曲がいま全世代に拡散されるという構図になっているということ。
ここで「うっせぇわ」の話を少し。。。
うっせぇわの歌詞は2000年代のニコニコ動画ではやっていたような社会に対しておかしいとか大人と子供のはざまにいる人たちが書いていた曲な感じがするんですよね。
ニコニコ時代のボカロ曲はオタクと言ったイメージで一般的にはあんまり受けが良くなかった感じがしていました。
そのニコニコのボカロ音楽が今中高生に浸透し、そこからSNS拡散で大人にも広まるという構図になっていますね。
女子高生にタピオカが流行ってから、大人もタピオカと言い出すというどの分野でもこの若者文化を大人たちにちょっと遅れて浸透していくという感じがとっても似ています。。。
Tic Tokで流行る曲って何だろう?
Tic Tokで流行っている曲の曲調と特徴を考えてみました。
- リズム感
- ノリノリになれる曲
- ダンスが創作しやすい、若しくはすでに踊ってる動画がある
- 悲しみの共感が起こるような曲調と歌詞
こんな感じでしょうか。
ラップ系の曲も流行ってますが、ラップってどの時代もあんまり受け付けない人も一定数存在しているので、大きいパイをとろうとおもたら、上記のような感じかと思いました。
今後の日本の音楽は・・・?
どの時代も若者が文化を作ってきましたが、令和時代はそれが顕著な気がしますねー。。。
SNSで誰もが有名人になれる可能性がでたおかげで、さらに若者文化の広まりが加速していますね。
その弊害と思うのは、飽きられるのが早すぎると思うのですよね。
名曲って、数年たって聞いても当時のことが鮮明に思い浮かぶような曲で、成長したなーとか考えずいぶん変わったなーと思うようなものです。
今流行ってる曲って、流行の期間が短すぎて、5年後ほとんど覚えていないかもしれないなと思っていますね。
そー言えばそんな曲あったね、、でも今の流行りはこれだから!となりそうなんです。
だからこれからは名曲って生まれずらくなるんじゃないかなーって。。。